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| イングランド プレミアリーグ第27節、バーミンガム v. アーセナルの開始 3分、バーミンガムのセンターバック マーティン・テイラーがエドゥアル ドにタックルしたシーンは、ロングショット(=引いた画)から見る限り、 さほど危険なものには見えなかった。別アングルでの寄りの画によるリプレ イが全く無かったので、詳細はわからない。が、マーティン・テイラーのス パイクの裏がエドゥアルドの左足の骨を砕いたのは事実である。ヴェンゲル 監督は試合直後、「マーティン・テイラーは一生フットボールを止めるべき だ」と発言し、今日になって「あれは言い過ぎた」と、その発言を修正した。 バーミンガムの監督 マクリーシュはマーティン・テイラーを擁護し、「彼は ダーティな選手ではなく、あのタックルに悪意は無かった。エドゥアルドが 彼にとって速すぎただけだ」と述べた。 たしかに、M. テイラー は、2年前、ディアビーからCL決勝出場の機会を 奪ったあのサンダーランドのチンピラとは違うのかもしれない。しかし、 マーティン・テイラーはエドゥアルドから、アーセナルのタイトル獲得に対 するさらなる貢献の機会と、EURO 2008 出場の機会を奪った。「悪意は無 かった」?「エドゥアルドが速すぎた」? フットボールにおいて、相手を 骨折させるほどの「遅さ」は、「悪意」と同じぐらいの大罪である。そんな こともわからない者は、今すぐにフットボールの世界から去るべきだ。 * * * エドゥアルドの負傷退場は、チームメイトに精神的動揺を与えただけでなく、 戦術的にも悪影響を及ぼした。ベントナーが交代出場してアデバヨールと並 んだ場合、チームはこれら2人のストライカーの“高さ”を意識しすぎる傾 向にある。この試合の前半は、浮き球を放り込むばかりの雑な攻撃に終止し た。A.C. ミラン戦で決定的シュートをミスしまくり、その反省を表現したの かどうかわからないが髪を切ったこの試合でのアデバヨールの、ミラン戦と の違いは、ただ髪を切っただけだった。点が入らないので、フレブもファブ レガスも前線に参加。相手DFラインに3、4人がずらっと並んだ中に、クリ シーとサーニャとウォルコットがぽんぽんと浮き球を放り込むが、こんな 「ジーコジャパン」みたいな攻撃でなんとかなるものでは無いし、なんとか なって欲しくも無い。 27分、自陣中央22ヤードで、フラミニがマクファデンを倒したとされるプレ イは、ファウルでは無い。ボールをギャラスが奪って完全に所有した状態で、 フラミニはただマクファデンとギャラスの間に身体を入れただけだ。オブス トラクションでも無い。主審マイク・ディーンによるファウルの判定は不当 なものだし、このFKによるバーミンガムの先制点は、不当なものである。 ハーフタイムにヴェンゲル監督がどんな指示を行ったのかはわからないが、 後半になって、アーセナルは、前線にアデバヨールだけを置き、グラウン ダーのスルーパスを中心に攻撃を組み立てた。2列目の人数を増やすことに より、相手のクリアボールを悉く拾うことが出来、連続した波状攻撃が可能 となった。ウォルコットにはおそらく、「ウィングに張らなくてもよい。ク ロスを第一の選択肢としなくてもよい」とのアドバイスが与えられただろう。 この戦術的指示により、ウォルコットはプレミアリーグ初ゴールを挙げ、ス トライカーとしての素養の片鱗を示す素晴らしい2点目も挙げた。もしこの 試合を勝っていたら、少しは笑ってこの日を終えることが出来たろうに。 試合終了真際の失点は、クリシーばかりを責めるわけにはいかない。自陣左 にボールが転がり、クリシーが余裕を持ってボールの後方に回り込もうとし た瞬間、画面の右からパーナビーが突然フレームインして来る。スロー再生 してみると、この瞬間、クリシーのみならず、センデロスもギャラスもフラ ミニも、誰もパーナビーの動きに気付いていなかった。これほどまでに完全 に相手の死角に入ることが可能なのだろうか。 問題は、虚を突かれた後、これをカヴァーしようとしたクリシーのプレイは、 ファウルでは無かった、という事である。ボールを奪い返しに行ったクリ シーの左足はクリーンにボールに触っており、クリシーはその後即座に足を 引いている。パーナビーはわざとらしくクリシーの左足に引っ掛かり、PKを 得たが、この判定も不当である。パーナビーに相応しいのは、ダイヴィング によるイエローカードである。フットボールにおいて、度重なる誤審は、 「悪意ある暴力行為」とおなじぐらいの大罪である。 * * * マーティン・テイラーには8ヶ月の出場停止。バーミンガムには賠償請求。 主審 ディーンを不当判定で下部リーグに降格ののち、再試合。総括するとつ まり、これらが唯一正当な処置である。そうでなければ、怒りのやり場が無 い。そして、仮にそうであっても、期待に満ちたエドゥアルドの今シーズン は、終わってしまった。 keywords:セスク ベンゲル ダ シウヴァ |
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| Kay'n wrote on February 24. 2008, 16:10 GMT |
| アーセナルらしいスタイリッシュなゴールを重ねて快勝!というゲームが無 いので、語るべきことも特に無く、なかなか書く気が起こらない。「ほーら やっぱりエドゥアルドは凄いでしょ。他のストライカーより前にいれば」と か「フルァム戦でのロシツキーのゴールは、ピレスみたいだったな」とかぐ らいだ。こんな時は、ありえないスコアで大敗したほうが、まだ書くネタが あろうかというものだ。にしても、今回はそれほど長文にはならない。放送 が無いカーリング・カップ準決勝、トッテナム・ホットスパー v. アーセナル 2nd leg は、ハイライトしか観ることが出来ないからだ。 一般的に言って、失点をゴールキーパーのせいにするのは素人考えであり、 実際に失点がGKの責任である場合は多くはないが、この試合での5失点のう ち少なくとも3つは、ファビアンスキーの責任である。1、3、4失点目の ようなシュートは、プレミアでもよく食らっている。これらをアルムニア (やレーマン)は防いでいるのだ。ファビアンスキーも防がなければならな い。 2失点目のようなヘッダーを、ベントナーは、相手のゴールに、決めなけれ ばならない。バーを叩いた49分のシュートは本当に惜しかったのだから、腐 らずに気を取り直しつつ、セットプレイでのディフェンスを練習してもらい たいものだ。 ハイライトには収録されていなかったが、アデバヨールとベントナーが、 ピッチ上で揉めたらしい。70分の得点はたしかに素晴らしいシュートによる ものだったが、だからと言ってアデバヨールは嵩にかかって「おまえがダメ だから俺が出て来たんだよ!」などと本当のことを言ってはいけない。ピッ チ上で味方同士が揉めるなど、全くアーセナルらしくない。 終了真際の5失点目の責任は、自陣左で、ジーナスにやすやすと振り切られ てしまったジウベルトにある。今季、ヴェンゲル監督がキャプテンの任を、 ジウベルトではなくギャラスに与えたのは、なにかと五月蝿いやんちゃ坊主 を学級委員長に据えて意識を高める狙いだけでなく、ジウベルトのこの明ら かな衰えを、監督はまたもや見抜いていたからだろうか。加えて言えば、こ の失点時のファビアンスキーの位置もおかしかった。 ザ・サン紙によると、監督は、ウォルコットがいまいち伸び悩んでいると考 えており、ローンに出すことも検討しているそうだが、ウォルコットのみな らず、デニウソンも伸び悩んでいるように、私には見える。この日、早々に 退場したのは怪我のせいだったそうだが、デニウソンが伸び悩んでいるのは、 ディアラのせいである。夏の移籍市場が閉じるぎりぎりに、そもそも何故 ディアラを獲る必要があったのかわからないわけだが、結局ディアラはアー セナルで何も出来ず、文句を言い、デニウソンの出場機会を減らしたのち、 “アーセナル選手の天下り先”ポーツマスへと去っていった。 カーリング・カップのプライオリティは高く無いし、ここで敗退したからと いってどうってことは無いが、後々チームに妙な痼りを残すような試合をし てはならない。負け試合でも最後まで帰らず応援することで有名なアーセナ ルファンを試合終了前に帰らせてしまうような、アーセナルらしくない試合 をしてはならない。 keywords:ベンゲル ジェナス フルハム |
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| Kay'n wrote on January 24. 2008, 12:06 GMT |
| tetuさん、 書き込みありがとうございます。お返事が遅くなり失礼しました。 このページで少しでも鬱憤を晴らしていただけたなら、書いた甲斐があると いうものです。アーセナルがあと2、3試合、下らないドローや敗戦を記録 すれば、日本の自称解説者の人たちは「やはり若さが弱点ですね。それに較 べてマンUは…」みたいなことを言うはずですので、楽しみに待ちましょう。 とはいえ、フットボールメディアに対する批判は、ただただ同じ内容の繰り 返しになるので、さすがにもう飽きてきた、というのが正直なところです が、それは取りも直さず、監督/コーチ経験者を含む日本のフットボール関 係者のレヴェルが、何年も何年も全く向上していないという事実でもありま すね。最近は更新が滞っておりますが、過去の記事がたくさんありますの で、ぜひお読みいただいて、さらに鬱憤を晴らして下さい。4年前の批判記 事は、そのまま2008年にも妥当するはずなので。 |
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| Kay'n wrote on January 18. 2008, 17:13 GMT |
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公式戦無敗記録を更新し続けている今シーズンのアーセナルの実力を「本物 だ」と結論付ける人が増えてきているようだが、私に言わせれば、今季アー セナルの「実力」は、中盤を支配し続け、トップ4でトップの結果を残した 昨季と同等であり、今季が「本物」なら昨季も「本物」である。さらに言え ば、少なくともヴェンゲルのアーセナルの「実力」が「本物」で無かった シーズンなど、無い。 同様に、昨季感じ続けたフラストレーションは、今季も消えてはいない。 ダービー・カウンティ戦で3ゴールを稼いだアデバヨールにそれ以降ゴール は生まれておらず、ファン・ペルシーはまた怪我で離脱してしまった。CL スラヴィア・プラハ戦では大量7得点を挙げたが、その多くは相手が弱かっ たから、戦意喪失したから生まれた得点であり、本当に素晴らしかったのは 50分のフレブのゴールぐらいだ。アデバヨールが決めるべきゴールを決めて いれば、この試合は10-0だっただろう。 先月28日のリヴァプール戦でも、86分にファブレガスが放ったミドルが右 ポストを叩いた時、もしベントナーが周到にオンサイドポジションに位置し、 しかもディフレクションボールをクロスバー上にフカさなければ、勝利して いたはずだ。ベントナーは出場機会の少なさについて文句を言う前に、こう いうシーンできっちり決めなければならない。 失点に関しても、同様のフラストレーションはある。楽勝かと思われた先月 7日、サンダーランド相手に2失点を喫したのは、両サイドバックの一瞬の 気の弛みによるものだ。ほとんどの時間帯でいつものように好ディフェンス を続けていたクリシーと、この日は何故か、ブリーチした髪の毛とともに運 動量も失っていたサーニャが、あっさりと裏を取られれば、あっさりと失点 する。今シーズン、ファブレガスが得点を重ねているのが、フラミニが中盤 の底をしっかりと守っているおかげである事は、前回書いた通りだが、ファ ブレガスが攻め上がっている際、フラミニがサイドのカヴァーリングに引き ずり出されたなら、それは即、ピンチを意味する。 * * * 昨日行なわれたイングランド プレミアリーグ第11節、アーセナル v. マン チェスター・ユナイテッド。前半終了直前、相手ゴールキックがアーセナル 左のブラウンに通る。マーキングが何故か遅れていたロシツキーの代わりに、 この日トップ下に入っていたフレブがチェックに行き、ブラウンは左腕でフ レブを突き飛ばすが、何故かファウルの笛は吹かれない。ファーガソンはこ の日の主審ハワード・ウェブの笛が「アーセナル寄りだった」と文句を言っ ているそうだが、それはこちらの台詞である。今季マンUの試合には、あき らかにマンU寄りの不当な判定が多い。また裏で何かやっている可能性が高 い。それにしても、プレイオンである以上、フラミニはファウルをアピール して足を止めるべきでは無かった。マンU 2トップのひとり テベスは中盤 に引き摺り降ろされて何も出来なかったのだから、フラミニはルーニーの位 置だけを確認して、C.ロナウドからのパスコースを切りに入るべきだった。 ルーニーのシュートは、右足踵をかすった明らかなミスキックだったが、 ギャラスの右足と右肘にあたってコースが変わり、アルムニアの逆を突いて ゴールニアサイドに決まってしまう。ブラウンはファウル、C.ロナウドのク ロスは十分にカット可能な凡庸なもの、ルーニーのシュートはミスキック、 と、相手の良いプレイなど何ひとつ無かったにも関わらず許したこの失点は、 全く無用なものだった。 後半2分。自陣左サイドで、ラグビー選手のような風貌のアンデルソンによ るラグビー選手のように腕を使ったディフェンスを見事に躱したフレブから、 センターサークル付近のファブレガスへ。アデバヨール経由で、右SHのエ ブーエへ。エブーエはタメを作り、サーニャがオーヴァーラップするが、結 局エブーエはゴール前に駆け上がるアデバヨールへの浮き球を選択する。 ファン・デル・サールと絡んで右にこぼれたボールにサーニャが突進し、中 央7ヤードでどフリーのファブレガスへ。慌てて戻るv.d.サールは、ゴール マウス向かって右半分を守らざるを得ず、左半分をファーディナンドが守っ ていたが、ファブレガスがファーディナンドと左ポストとの間にシュート コースを見出したのは、前節リヴァプール戦、右足アウトサイドでレイナと 左ポストとの間に決めたシュートと同じ発想であろう。針の穴を通す、これ ら“ゴールへのパス”は、フラミニのおかげでは無く、ファブレガス自身の 向上の賜物である。 82分の失点は、サーニャの緩慢なプレイの代償であった。GKからのフィード をルーニーと競りに行ったまでは良かったが、自陣右に位置するサハにボー ルが渡り、トゥーレが引き摺り出されたにも関わらず、サーニャはバックラ イン中央のカヴァーに回るでも無くサハにダブルチームに行くでも無く、 ボールを見ている間に、駆け込んで来るエヴラを見逃して、あっさりと裏を 取られてしまう。ギャラスとジウベルトはエヴラに詰めざるを得ず、クリ シーとフラミニのカヴァーリングも間に合わず、中央に走り込んできたC.ロ ナウドにクロスが合ってしまう。ほとんどの時間帯で好プレイを見せている サーニャだが、この選手は時々集中力が切れるところが怖い。昨シーズン同 カードでの失点を思い起こさせる、これもまた、無駄な失点である。 つまりこの試合は、十分にシャットアウト可能な試合だったのであり、前節 に引き続き、勝てる試合だったのである。先制されて追い付けば、なんとな くポジティヴな印象が残り、それはそれで悪い事ではない。が、ドローはド ロー。今季最初のビッグゲーム2試合で、得るべき4ポイントを失ったこと に変わりは無い。「勝ちに等しいドロー」であったとは、決して言えない。 では、この試合に収穫は無かったのかというと、そうでもない。この日の大 きな収穫は、ウォルコットとエドゥアルドの意識の変化、そして彼等に対す る周囲の意識の変化が垣間見られた事であった。 まず74分にエブーエと替わって右サイドに入ったウォルコットに対して、 チームメイトは、積極的にボールを集めようとした。「何かやってくれるは ず」という信頼感が見えた。これまで、得てしてパスの選択が早すぎたウォ ルコット自身にも、自らシュートを放つ意識が見て取れた。78分、右サイド をドリブルで駆け上がった後、ゴールに向けて放ったボールは、アデバヨー ルへのフィードにも見えたが、枠を狙ったループショットにも見えた。これ らは、スラヴィア・プラハ戦での2ゴールによって芽生えた自信と信頼感だ ろう。 80分、この日は攻守に渡ってぱっとしなかったロシツキーに替わって左サイ ドに入ったエドゥアルドは、90分、自陣トゥーレのFKからアデバヨールを通 り越し、ワンバウンドで届いたロングフィードに対して、果敢に左足ヴォ レーシュートを試みた。大きくクロスバーを超えたのは残念だったが、これ を「雑なシュート」と見るのは正しく無い。水曜日のカーリング・カップ4 回戦、対シェフィールド・ユナイテッド戦でエドゥアルドが挙げた2ゴール はいずれも、“リーグを問わず、年間30ゴールを挙げる事の出来るストライ カーだけが持つ特別な何か”を感じさせてくれるものであり、アデバヨール がまだなかなか決められない種類のゴールだった。もしエドゥアルドの左足 が、もう少しボールの上を叩いていたなら、これはチームを救うスーパー ゴールとなっていたはずだ。チームも、エドゥアルド自身も、このストライ カーがそろそろそんなゴールを立続けに決め始める時期に入りつつあること を、意識していることだろう。 試合はロスタイム1分、相手からボールを奪い返して左ウィングを突破した クリシーから、クロス。ゴール前に詰めていたギャラスが右足ヒールで掻き 込もうとしたボールはファーサイドに流れ、ウォルコットが放ったシュート をv.d.サールが弾いたところを、ギャラスがもう一度ヴォレー。v.d.サール が再度弾き、ウォルコットがミスキック、また弾かれてウォルコットがミス キックと、このチャンスも不運に見舞われたかと思いきや、ギャラスのヴォ レーシュートがゴールラインを割っていた。45分の失点の原因となったブラ ウンのファウルを見逃したイーストスタンド側の線審は、このギャラスの ゴールを正しく判定して帳尻を合わせ、ギャラスは45分のオウンゴールの帳 尻を合わせた(写真)…いや、線審に関しては、「アーセナルに有利な誤 審」をしなければ帳尻は合わないわけだが。 |
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| 「快進撃」に見えるアーセナルに、フラストレーションはまだまだある。改 善すべき点もまだ沢山あり、秘められた可能性もまだ沢山ある。二度までも リードを許したゲームでも負けなかった事に「強さ」を感じるのは間違いで は無いが、本当の意味で“手が付けられないチーム”になる為の道のりは、 まだ長い。もっとも、無敗優勝シーズンにも、“勝てるはずだったドロー ゲーム”は、沢山あったのだが。 keywords:ベンゲル セスク アデバイヨル エブエ ベントナー |
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| Kay'n wrote on November 4. 2007, 12:02 GMT | ||
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ずっと更新が滞っていたのは、多忙であったり、9年間愛用してきた Power Book G3 "Wall Street" 300MHz がRAMをどうしても64MBしか認識しなく なったりした為だが、この更新停滞の期間はちょうど、新しいアーセナルが どこに向かおうとしているのかを見極める為に必要な期間と合致していた。 プレミアリーグ 第6節を終えて5勝1分0敗、1ゲーム・イン・ハンドにも 関わらず単独首位。CLも危な気無い滑り出し。ヴェンゲル監督も3年間の 契約延長にサインし、クラブ経営上の収入もトップ。D. デイン氏から株式の 売却を受けたロシア人富豪による買収問題が僅かな影を落とすのみで、今 シーズンのアーセナルは順風満帆に見える。まずはトップチームの布陣を、 背番号とともに整理しておこう(グレー文字は兼任ポジション)。
こうして見ると、まず守備的MF陣がものすごく厚い。右サイドも厚い。反面、 トゥーレとクリシーには怪我してもらいたくないこともわかる。特にトゥー レは今シーズン、怪我しなくてもアフリカン・ネイションズ・カップに持っ て行かれるので、まだまだ未知数なセンターバック右要員候補たちがどれだ けこのポジションにフィットするのかが見どころである。昨日のカーリング カップ3回戦ではソングが務めたようだが、補強に大枚はたいたニューカッ スルを無得点に押さえたのだから、期待したいところだ。新加入のサーニャ とディアラもCBをこなせるようだ。そのヴァーサティリティも獲得の理由 だったのだから、彼等には是非こなしてもらわないと困る。 さて、そんなアーセナルの、これまでの快進撃について。現在リーグ単独 トップスコアラーのアデバヨール、アネルカと共に2位に名を列ねている ファブレガス等の得点力ももちろんのことだが、好結果の理由は、むしろ中 盤の守備力にある。ハーフウェイライン付近から自陣にかけてのエリアで相 手にボールを持たれた時、ダブルチーム、トリプルチームに行くスピードと パワー、そしてその際の他ポジションのカヴァーリングが、非常に充実して いる。頑張っているMF陣の中で、特にこれに貢献しているのが、オフシーズ ンには放出の噂さえあったフラミニである。出場機会の少ない時のフラミニ がセントラルMFを務めると、ついつい結果を焦って前に前に出てしまい、 ファブレガスが上がりにくくなってしまっていたが、今季リーグ全試合出場 のフラミニは徐々に、要所要所を押さえた攻撃参加と献身的な守備によって チームへの貢献を増し、だからこそファブレガスの4ゴールも可能になった のである。 守備面でもうひとつ特筆しておかなければならないのは、バカリ・サーニャ の安定感である。これまで、自陣右でクリアボールが短く浮いた時などハラ ハラしたものだが、サーニャはこういった浮き球の処理が上手い。トゥーレ のカヴァーなども安心して見ていられる。攻撃参加の頻度こそエブーエより 少ないが、それでもタイミングを見計らったオーヴァーラップにより、これ まで重要な部分でアシストを決めている。 CLも含めて、今季アーセナルの失点は、これまで4。内2つは、レーマン がやらかしたもの。他、カヌー(ポーツマス)の個人技で1つ、ベイル (トッテナム)の見事なFKで1つ。流れから崩されての失点はひとつもない。 これは、中盤以後の守備力の賜物である。 次に、攻撃面を見てみよう。今月15日に行われた対トッテナム戦の前半まで、 アーセナルの攻撃には、実は大きな問題があった。アデバヨールが出場して いる時、チームは彼のポストプレイを意識し過ぎていたのである。長めの浮 き球をアデバヨールに集め、アデバヨールはそれを味方に落とそうとするが、 これがファン・ペルシーやエドゥアルド等前線の他の選手と噛み合わない。 後方からスペースへのパスが、アデバヨールの動き出しの逆を突くケースも しばしば見られた。 ノース・ロンドン・タービーのアウェイ戦ハーフタイムに、ヴェンゲル監督 がどんな指示を出したのか、我々には知る由も無い。しかし、この日の後半 から、アーセナルの攻撃は、グラウンダーのパスを細かく繋ぐアーセナルら しいものとなって行き、アデバヨールの意識も、ポストプレイよりも自らが 決める事へと向いた。その後2試合半で5ゴールを挙げているのは、ご覧の 通りである。 これに勢いを得て、少なくともしばらくはアデバヨールを主な得点源と考え るのは当然の流れだろう。今後、これにv. ペルシーやエドゥアルドがどう絡 むのか。アデバヨールの得点力を警戒し、相手ディフェンダーがアデバヨー ルの落とした球では無くアデバヨール自身に引き寄せられた時、v. ペルシー やエドゥアルドの左足が火を吹くのかも知れない。 * * * アーセナルのこれまでの結果を見て、日頃から「結果」を見る能力しか無い 者達は、掌を返したようにアーセナルを賞賛し始めているが、私が自分に問 いかけなければならない、私にとって最も重要な命題が、まだ残っている。 それは、「そんなアーセナルを、私は好きかどうか」である。 「僕たちはアンリにびくびくしていた。アンリがどうしたいのかを常に考え、 抑制したプレイすることは、容易では無かった。今、僕らは自由にプレイで きている」 ファブレガスが語ったとされる上記のような心情に、偽りは無いだろう。直 感に任せてミドルショットを放ち、浮き球のクロスを第一の選択肢とするこ とを、アンリーは許さなかった。今季、これらを禁じる選手はいない。枠を 外して怒鳴られる事を恐れて放ったミドルは、GKの正面に飛ぶだろうし、GK に易々と止められて怒鳴られる事を恐れて放ったミドルは、枠を外す。今季、 ファブレガスやディアビーのミドルが見事に決まっているのは、確かにアン リーがいないせいかも知れない。 事実、一見気持ちよく重ねている今季のアーセナルの得点は、大きく分けて、 左右ウィングからのクロスをコンヴァートしたもの、ミドルショット、PK、 セットプレイからのもの、後方からのパスを個人技で決めたもの。決めてく れれば文句は無い。しかしこれらはどれも、リヴァプールでも出来るゴール である。 そんな新しいアーセナルを、私は好きなのかどうか。アンリーがいなくなっ て伸び伸びプレイしているヤング・ガナーズが見据える先には、どんなフッ トボールがあるのか --- これが私にとっての、最大の問題だった。少なく とも、対ダービー戦の64分までは。 先週土曜日に行われた、イングランド プレミアリーグ第6節、アーセナル v. ダービー・カウンティ。ディアビーのミドル、アデバヨールがGKとの1 対1を躱してゴールに流し込んだシュート、エドゥアルドが得てアデバヨー ルが決めたPKによる3-0で迎えた64分、こんなプレイがあった。 左サイドを駆け上がるクリシーから、同じく左サイド後方に位置するアデバ ヨールへ。さらに後方中央のフラミニ。以後、ディアビーとのワンツーでフ ラミニ→エドゥアルド→前線中央へ駆け込んできたアデバヨールへ。全てダ イレクトタッチであり、フラミニはゴール前中央目掛けて走り続けた。アデ バヨールは惜しくも相手DFにブロックされたが、このプレイを見た時、この 新しいアーセナルが、決して、「アンリーが望んだフットボール」を忘れて はいないことが判った。この若いアーセナルが、まずはゴールを決め、試合 に勝ち、結果を残し、経験を積み、その先に、ヴェンゲル、そしてティエ リー・アンリーが理想としたフットボールを、同じ自らの理想として見据え ている事が、判った。そんな新しいアーセナルを、私は好きであることも、 判った。 |
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| それが判るまでにかかった期間は、決して短くは無い。今シーズン開幕から 今まで、アーセナルは毎試合変化している。様々なことを改善し続けており、 今後も変わり続けるだろう。それを見続ける事は、このアーセナルを好きな 我々にとって、楽しい作業であることだろう。 keywords:ベンゲル セスク アデバイヨル エブエ |
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| Kay'n wrote on September 26. 2007, 17:12 GMT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| りーぬさん、ご意見書き込みありがとうございます。 私は日本語メディアをとうに見限っているので、サッカー雑誌も読まないし、 日本語サイトも見ません。海外サッカー中継では必ず副音声で現地実況を聴 きます。現地実況副音声の無い中継で、無知蒙昧な日本人解説者と、その尻 馬に乗る実況アナの垂れ流すコメントを強引に聞かされた際には、このペー ジで精一杯こきおろしますが。 というわけで、日本語メディアでどんな「批判」があるのかを私は知りませ んが、少なくともひとつ言えることは、「アンリーの代わり」になる選手な ど、世界中のどこにもいない、という事です。「アーセナルのティエリー・ アンリー」は、唯一無二であり、今後10年、世界中のどこにも現れないで しょう。仮にエトオが来たとしても、アンリーの代わりにはならないでしょ う。 事実、ヴェンゲル監督は、「ファン・ペルシーが main man だ」「ストライ カーは super-super class しか獲らないと言ったが、エドゥアルドを獲った のは、アンリーが居なくなって事情が変わったからだ」と発言していますね。 ということは、エドゥアルドのことをスーパー・スーパー・クラスだと思っ て無い、という意味になります。 しかしながら、ヴェンゲル監督のこういった発言は、エドゥアルドに対する ファンやメディアの過剰な期待にブレーキをかける意図が大きいと思います。 監督は、エドゥアルドに対して、大きな期待を持っているはずです。 エドゥアルドのプレイスタイルがアンリーと全く同じであるはずは無いし、 アンリーの「代わり」にはるはずは無い。しかし、エドゥアルドがアンリー の「穴を埋める」選手となることを、ヴェンゲル監督は期待しているはずで す。例えばロシツキーは、ピレスとはプレイスタイルも得点力も異なる選手 ですが、「ロシツキーはピレスの straight replacement だ」と、かつて監督 は発言した。それと同じ意味で、エドゥアルドは "another Henry" にはなれ ないにしても、アンリーの "straight replacement" であると言えます。 プレミアで年間30ゴール挙げられる選手など、世界中のどこにもいません。 しかし、年間20ゴールなら、挙げられるかも知れない。その可能性があるの は、まず、昨シーズン覚醒したファン・ペルシー。もうひとり獲得するとし たら、スペインで年間14ゴールしか挙げられない23歳では無く、クロアチ アで31ゴール挙げた24歳だと言えます。どんなレヴェルのリーグでも、年 間30ゴールを挙げるストライカーは、何か特別なものを持っているからです。 「『アンリの代わりがエドゥアルドじゃ駄目』みたいな批判」が間違ってい るのは、「アンリーの代わりはエドゥアルドじゃなくてファン・ペルシーだ から」というよりも、「アンリーの後を継ぐことの出来る可能性のあるスト ライカーは、エトオでもフェルナンド・トーレスでもないから」です。ファ ン・ペルシーがベルカンプの後を継ぎ、アデバヨールがカヌーの後を継ぎ、 ウォルコットがリュングベリの後を継ぎ、アンリーの後をエドゥアルドが継 ぐこと。それを監督は期待しているはずだし、私も期待しています。 keywords: ベンゲル |
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| Kay'n wrote on July 27. 2007, 18:59 GMT |
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「守備にも貢献しつつ、年間2桁ゴールを挙げる」というのが、アーセナル のサイドアタッカーに課せられた仕事である。フレドリーク・“フレディ” リュングベリは、ピレス共々、まさにこの“アーセナルのサイドアタッカー” だった。2005 - 2006 シーズンのチャンピオンズ・リーグでは、限りなく センターフォワードに近いトップ下の役割もこなした。 昨シーズンのリュングベリの不調は単に怪我のせいだけでなく、この名選手 が最早その過酷な責務を担えなくなりつつあることは、アンリーとは異なり、 はっきりと見て取れた。ボールを奪われることも多くなり、前線の選手と噛 み合わず、シュートはポストを叩き続けた。ディアビーが左サイドのポジ ションに順応し、かつ右サイドバックのバカリ・サーニャを獲得したことに よって、サイドが厚くなるであろうアーセナルの中で、リュングベリが最早 ファースト・チョイスで無いことは、否定し難い。 だから、今オフの移籍話は、どれも充分にあり得るものだった。それでも ヴェンゲル監督が「リュングベリは必要な選手」「残留の確率は90%」と発 言してきたのは、これまでのリュングベリのクラブへの貢献を重んじてのこ とだろう。これらの言葉とは裏腹に、クラブはリュングベリ獲得オファーを 拒絶せず、交渉のテーブルに着いてきたのだ。そして話は纏まり、リュング ベリは決断した。 「アンリーが去った時、自分にとっても潮時だと感じた。」ザ・サン紙に掲 載されているこのコメントは、本心では無いだろう。例によって、新しい チームとそのファンに受け入れられようとする選手は、「前のチームではも う活躍出来なくなったので来ました」とは、決して言わない。反面、「選手 をたくさん買って新しい強豪チームを編成しようとしているクラブで、チャ レンジしてみたい」というのは、本心だろう。 |
![]() 8 Fredrik "Freddie" Ljungberg, Arsenal 1998 - 2007 | |
| セカンドユニフォーム、サードユニフォームのデザイン共々、アーセナルは 今、本当に新しいチームになろうとしている。無敗優勝メンバーがひとり、 またひとりと去って行くのは、寂しい限りである。しかし、我々は納得しな ければならない。ピークを過ぎたベテラン選手を情に絆されて抱え続けず、 若いプレイヤー達にチャンスを与える。それがヴェンゲルのアーセナルであ り、我々はそんなアーセナルを愛してきたのだから。 keywords: ベンゲル リュンベリ ユングベリ ユンベリ |
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| Kay'n wrote on July 24. 2007, 11:21 GMT | ||
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「アンリー移籍」について、先週書いた私の説を裏付けるような記事が、本 日付けのデイリー・ミラー紙に載っている。 “ヴェンゲルがアンリーの移籍を許したのは、2年前のヴィエラと同様、 アンリーが衰えたことを証する科学的なデータがあったからだ” “監督は、アンリーの生理学的統計データを検証し、そのパフォーマンス ・レヴェルが急速に下降しているという結論に達した” だからといって、監督がアンリーを追い出したわけでは無く、あくまでもア ンリー自身が移籍を望んだ、というのは真実だろう。「科学的データ」が無 くても、自らの「急速な衰え」は、アンリー自身が誰よりも早く気付いてい たはずなのだから。ヴィエラも、ピレスも、同様である。 * * * 「アーセナルを去るという決断は、とくに難しいものでは無かった。もはや アーセナルは、自分とは関係ない。」と、アンリーとは真逆のコメントが ザ・サン紙に掲載されているのは、ミドルズブラに移籍したアリァディエー ルである。ファーストチームでの出場機会の少なさに対する不満が、このよ うな発言をさせているわけだが、全くお門違いである。 | ||
| このページでも、アリァディエールのプレイが、アーセナルのトップレヴェ ルに達していないことは、再三指摘してきた。それでも昨シーズン、アリァ ディエールには、充分なチャンスが与えられた。それを活かせず、結果を残 せなかった者に、もはや用は無い。 keywords:アリアディエール ベンゲル |
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| Kay'n wrote on July 5. 2007, 12:24 GMT | ||
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アンリーの代わりとして、さてアーセナルが誰を獲得するのかについて、様 々な憶測が飛んでいた。エトォをスワップディールするとか、オバフェミ・ マーティンスを獲るとか、アネルカが出戻るとか、テベス獲得争いに参加す るとか。どれもイマイチな案だなぁと思っていたら、昨日の電撃発表である。 噂すら全く流れず、いきなり公式ウェブサイトで発表され、全ての新聞/ メディアは、完全に出し抜かれた形となった。 エドゥアルド・ダ・シウバ Eduardo Alves da Silva 。ブラジル生まれのクロ アチア国籍。1983年生まれの24歳。ディナモ・ザグレブからやって来た、 左利きのストライカーである。昨シーズンのクロアチアリーグで、34ゴール を挙げたそうだ。昨年のワールドカップではクロアチア代表の選に漏れたが、 10月のユーロ2008予選 対イングランド戦では、ヘッドによる見事なルー プショットを決めている。 「そう来たか!」と思わず膝を打ちたくなるような、ヴェンゲル監督らしい、 非常に納得出来る獲得劇である。我々は、昨シーズンのCL予選でディナモ ・ザグレブと対戦した際、ホーム戦で彼のゴールを目の当たりにしており (写真)、私は以下のように書いている。 “前半12分、相手陣内中央35ヤードで突破を図ったフレブがボールを奪 われ、左サイドを駆け上がるエドゥアルドに通される。並走するエットと の間でワンツーが決まって、失点。エットの左足イン・ヒールによる見事 なラストパスは、いったんはトゥーレがカットしたのだが、このボールが 上手い具合にエドゥアルドの足元に転がってしまった。エミレイツ・スタ ジアムの東南スタンドを埋め、非常に統制の取れた力強い応援を続ける素 晴らしきザグレブサポーター達は、大喜びである。綺麗なカウンターを食 らったアーセナルは、お株を奪われた形となった。” 「アーセナルのお株を奪う」ことの出来るストライカーは、アーセナルのス タイルにフィットするはずだ。思い出してみれば、左寄りの位置を素晴らし いスピードで駆け上がり、左ウィングのスペースを使って左サイドの選手に パスを出し、戻って来たボールをきっちり決めたあのゴールは、アンリーの スタイルと似ていなくも無い。 レベルの異なるリーグで、同じように年間30ゴール近くを挙げてくれる保証 は無い。しかし、或るリーグで年間30ゴール挙げられる選手は、少なくとも、 ゴール前で自分がどうあるべきかを知っているはずだ。 というわけで、私はこの獲得を、諸手を挙げて支持したい。移籍金は£10m とも £16.25m とも噂されているが、いずれにしても、世界的にはまだ無名 なこの選手に対するヴェンゲル監督の「値踏み」が、ワールドクラスである ことを表している。エドゥアルドがアンリーの後を継いでくれると監督が本 気で考えていることが、私にはよく理解出来る。 |
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| ダヴォル・シューケルにあやかったのかどうかは判らないが、エドゥアルド は背番号9を背負うそうだ。シューケルを含め、アーセナルの「背番号9」 には近年、なかなかチームに定着したイメージが無いが、エドゥアルド・ ダ・シウバにはこの際、是非歴史を塗り替えてもらいたい。 keywords:ベンゲル シュケル スーケル |
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| Kay'n wrote on July 3. 2007, 13:34 GMT | ||
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まともな翻訳者にまともな対価を払ってまともな翻訳文を作成しようとしな い馬鹿な日本語メディアは例によって、肝心な所を誤訳しているので、指摘 しておく。 "I cannot take the chance to be there without Arsene Wenger and David Dein." × 「監督もデイン氏もいないアーセナルで自分がそこにいられるチャン スはないだろう」 ○ 「監督もデイン氏もいないアーセナルに居るという賭けに出ることは できない」 take a chance to 〜 : (危険を冒して)〜することに賭ける * * * デイン氏、ヴェンゲル監督とアンリーは、確かに深い繋がりがある。特に ヴェンゲル監督とアンリーは、切っても切れない間柄だ。しかし、「両氏が いないとフットボールが出来ない」はずが無い。フランス代表チームにデイ ン氏とヴェンゲル監督はいないし、バルセロナにはもっといない。それでも アンリーはフランス代表チームでフットボールをやってきたし、バルセロナ でフットボールをやっていくだろう。ましてや、ヴェンゲル監督は、まだ アーセナルにいるし、2008年の夏に辞めると決まったわけでもない。では 何故、アーセナルではやっていけないのか?ヘンリク・ラーションは33歳に なる年にバルセロナに移籍した。何故アンリーは31歳になる年に移籍出来な いのか?何故「今」でなければならなかったのか? 「アメリカ資本による株式買収に好意的だったデインがいなくなった」→ 「補強の予算が足りない」→「アーセナルが強くならない」と考えたのか? たしかにアンリーは折に触れ、ストライカーの補強を訴えてはいた。しかし、 2005-2006シーズンの終わりに、今居るメンバーの大きな可能性を感じ たはずだ。2006-2007シーズンの成績は良く無かったが、それはアンリー 自身の不調と負傷に因るところも大きい。彼自身がトップフォームで、ファ ン・ペルシーが負傷しなかったら、得点力は充分に高かったはずだ。何故、 少なくとももう1シーズン、全員がトップフォームのアーセナルがどこまで 強いか、見極めることが出来なかったのか? ヴェンゲル監督はアンリーの心の友であり、補強方針に多少の意見の食い違 いはあるにせよ、出場機会の少なさに不平を言う選手をベンチに置くことを 嫌うヴェンゲル監督の“スモール・スクァッド”の理念を、アンリーはよく 理解しているはずだ。バルセロナがこの夏、何人かの選手を放出する情報を アンリーは得ていたのかも知れないが、何故、全試合90分出場など到底約束 されないバルセロナに移籍したかったのか?「チームと監督は揺れた」が、 それでも、選手と監督間の関係がアーセナルほど安定したクラブは、他に無 い。チーム内の摩擦や軋轢も噂されるバルセロナに、今、行くことは、「イ チかバチかの危険な賭け」では無いのか…? 「スペインでプレイしたことは無かったし、これからも無い。自分にとって、 これが最後の契約だ」という1年前の発言を覆す決断をした場合、ファンの ために、何らかの理由を提示することは必要だ。アンリーが今回、自らした ためた文章で理由を提示したことは、彼がファンに対して出来る、精一杯の 思いやりだったのだろう。理由を提示する為に、ヴェンゲル監督の去就とい う、微妙な問題にも触れざるを得なかったのだろう。しかし、そこに書かれ ている「理由」は、100%嘘では無いにせよ、我々ファンが納得出来るもの であるとは言えない。公に言えない、本当の、第一の理由とは何か。 私にはわかる。それは「アンリーが自らの衰えを感じたから。」である。 2005-2006シーズンの終わりに、アンリーは、まだまだやれると考えてい た。しかし、次のシーズンを戦ってみて、自らの精神、肉体が衰えつつある ことに気付いてしまったのだ。我々はアンリーの不調を、怪我のせいだと 思っていた。だが実はそれだけでは無かった。アンリーは、負傷が完治して も、もうプレミアリーグでの、ヴェンゲル監督の要求する過酷なチーム・パ フォーマンスの中で、かつてのような活躍が出来ないことを、自ら悟ってし まったのである。もしかしたら監督も、それに気付いていたかも知れない。 プレミアシップが、世界一タフで、強靱な精神と肉体を要求するリーグであ ることは、アンリーは誰よりも知っている。加えて、ヴェンゲル監督のフッ トボールが、集中力とスピードを90分間絶え間なく要求するものであること も、アンリーは誰よりも知っている。先発した試合で、60分過ぎにさっさと 交代するアンリーなど、アーセナルファンは誰も見たく無いことも、アン リーは誰よりも知っている。 アンリーがスペインのクラブに移籍した本当の理由。それは、ピレスと同じ ものだったのだ。「プレミアの、ヴェンゲルのレヴェルではもう、かつての 様に活躍出来ない。スペインの、のんびりしたスローペースなフットボール なら、余裕を持ってテクニックを披露させてもらえるし、多くのアタッカー を抱えるバルセロナなら、90分走り回ることも要求されないだろう。そこで なら、もう4シーズンやれる。」 | ||
| 私が残念なのは、アンリーがアーセナルを去ってしまったことだけでは無い。 ティエリー・アンリーという、世界最高のフットボールプレイヤーの、世界 最高のレヴェルにおける世界最高のプレイが、どのクラブにも、もう二度と 戻って来ないだろう事。いつかは必ず来るその日が、こんなにも早く訪れて しまった事。私にはそれが、残念で堪らない。 keywords:ベンゲル バルサ インターナショナルスポーツマーケティング ISM |
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| Kay'n wrote on June 24. 2007, 09:13 GMT | ||
| りーぬさん、はじめまして。書き込みありがとうございます。 上に書く文章が、りーぬさんへのお返事にもなると思いますので、読んでみ て下さい。 |
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| Kay'n wrote on June 24. 2007, 09:11 GMT |
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“これから書くことは、私にとって最も辛いもののひとつだ。 心から愛したクラブにさよならを言うのは、とても悲しい。 アーセナルで過ごした8シーズンは素晴らしく、いつだって楽しかった。” …読むのも辛いし、訳すのも辛いよ、ティエリー。 “2005/2006シーズンの終わりに、私は、岐路に立たされていた。将来ど のクラブにいるべきか、決断しなければならなかった。アーセナルを愛して いたし、ファンも、スタッフも、ロンドンの街も大好きだった。でも、契約 を更新した何よりも大きな理由は、記者発表の時に私の両隣りに座っていた、 2人の人物---私の左にいたアルセーヌ・ヴェンゲル、そして右にいたデ ヴィッド・デインだ。チャンピオンズ・リーグ決勝の2日後、記者会見で私 は言った。何よりもこれら両氏の存在が、アーセナル F.C. でキャリアを全う しようと思う理由だ、と。 “1年経って、状況は完全に変わってしまった。D. デインが去って、チーム と監督は揺れた。アルセーヌはずっと私の人生の一部だった。モナコ時代、 彼は監督であり、アーセナルでも私と契約してくれた。彼は、私のキャリア に、大きな影響を与え続けてくれた。これまでの私のプレイで、彼の信頼に いくらかでも応えられたなら、何よりだと思う。 “彼は、現時点での判断として、来シーズンの終わりに契約が満了したら辞 めるつもりだ、と言った。残念だが、その気持ちも理解できる。私は彼の決 断を尊重するし、正直に話してくれたことに敬意を表する。「来シーズンの 終り」には、私は31歳だ。ヴェンゲルもデインもいないところに、イチかバ チか賭けるわけにはいかない。今移籍するか、それともここでキャリアを終 えるかの、二者択一だった。そして、悲しいことに、答えは「今」だった。 “これは私自身の決断であり、誰にも強制されたわけではない。だから、こ の移籍を、自分で発表しようと思う。そうしなければならないと思う。バル セロナは伝統ある素晴らしいクラブであり、美しいフットボールをする。満 足できることを確信している。 “しかし私は、アーセナルのファンを心から恋しく思うだろう。彼らは何が あっても私を応援してくれた。不調な時には助けられ、好調な時にはさらに 高揚させてくれた。彼らのことは忘れない。ファンの皆が、アーセナルの試 合を特別なものにしてくれたのだから。これからの私にとっても、アーセナ ル F.C. は、特別な絆で結ばれた存在であり続けるだろう。 “私をあんなにも暖かく受け入れてくれたイングランドの皆さん、ありがと う。あなたがたのことは、決して忘れない。” -- Therry Henry |
![]() 14 Thierry Henry, Arsenal 1999 - 2007 | |
| …さようなら、ティエリー・アンリー。 keywords:ベンゲル アーセン オープンレター 公開状 手紙 全訳 |
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| Kay'n wrote on June 23. 2007, 11:22 GMT | ||
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マンUにリーグ優勝させてしまったのはアーセナルのせいではないし、「v. ニステルローイがいなくなればマンUは良いチームになる」という私の持論 が裏付けられた事でもあるから、まぁ良しとしよう。とはいえ、“ダブル” や“CL決勝進出”は行き過ぎである。 また、チェルシーなんぞにCLファイナリストの座を与えたくないから、リ ヴァプールの決勝進出は望ましい結果であった。とはいえ、リヴァプールが 3シーズン中2度も優勝するのは、行き過ぎである。 というわけで、FAカップもCLも、詰まらないながらも、一番ましな結果と なって、良かった。 * * * そんな心持ちで傍観していた UEFA チャンピオンズ・リーグ 決勝。ガッ トゥーゾとセードルフよりもペナントとゼンデンの方が当然速いので、リ ヴァプールはサイドを中心として侵攻し、ボール保持率もシュート数もミラ ンを上回っていたが、終始慌て気味なので、大事な所でのパスの精度が足り ない。これはミランがセットプレイで先制するな、と思っていたら、案の定 である。 インザーギによる先制点を、「ラッキーなものだった」と見る人は多いだろ うが、私はそうは見ない。ミランはあのパターンを、練習していたはずだ。 通常、FKの際の壁の端に位置する味方プレイヤーは、キックと同時にシュー トコースを空ける動きをする。しかしあの時インザーギは、明らかにシュー トコース上に入る動きを行った。狙っていたのである。ピルロのキックも、 壁の上を越えようとするのではなく、明らかに壁の右外を狙ったものだった。 そのコースの延長上には、レイナがいる。誰も触らなければGKの正面に飛ぶ 事はわかっていたはずだ。ピルロは、直接ゴールを狙ったのでは無く、イン ザーギを狙ったのである。 ボールがインザーギの上腕部に当たったのは“狙い”では無かっただろうが、 あの計画的セットプレイが成功した事実の下では、ハンドだったかどうかを 取り沙汰する意味は極めて低い。少なくとも、昨季決勝でのバルセロナの1 点目の不当性に比べれば、極めて微々たる問題である。 とはいえ、リヴァプールにとってはまだ1点のビハインド。一昨季の決勝に 比べればその不利は軽いものであり、同点に追い付くチャンスは充分にあっ たはずである。しかし、78分にベニテスがマスチェラーノを退げてクラウチ を投入した時、私は「ミランにもう1点取られるぞ」と思った。何故だかわ かりますか?単に中盤がひとり減ったからでは無い。ベニテスは、“減らす 中盤のひとり”を、誤ったのである。 それまでリヴァプールは、4-1-2-3 気味の 4-2-3-1 で凌いできた。中 盤の底を担うマスチェラーノがカカを抑えていた(写真)からこそ、セット プレイ以外でのチャンスを、ミランに与えずに済んできたのだ。1点のビハ インドで残り10分を切ろうとする時、ストライカーを増やしてパワープレイ に移行するのは当然。しかし、中へ中へと攻めて来るミランを相手に、中盤 を減らして 4-4-2 ダイアモンド型にするなら、そのダイアモンドの下の頂 点は、シャビ・アロンソでは勤まらない。以前からこのページを読んでくれ ている皆さんは既にご承知だろうが、“4-4-2ダイアモンド型”といえば、 リーベル・プレイト。マスチェラーノはそのリーベルで、中盤の底をひとり で支えてきたプレイヤーだ。また、アルゼンチン代表としても、不動の守備 的MFとして、カカとは何度もマッチアップしてきた。いくらイエローカード を1枚もらっているからと言え、セントラルMFをひとり減らすなら、それは マスチェラーノであってはならなかった。82分、どフリーのカカに対して誰 もチャージ出来ず、易々とスルーパスを許して2点目を与えたのは、極めて 論理的かつ必然的な結果であった。 これは結果論でも後出しジャンケンでも無い。ベニテスの、基本的かつ重大 な采配ミスによって、リヴァプールは、負けるべくして負けたのである。 |
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| 一番ましな結果だとはいえ、ワールドカップもチャンピオンズリーグもイタ リア勢に掠め取られたのは、これもまた行き過ぎである。来年は、CLと ユーロで、イタリアを叩こう。 keywords:マスケラーノ リバプール リバープレート |
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| Kay'n wrote on May 25. 2007, 11:45 GMT | ||
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アデバヨールにアンリーが憑依したのは一時的なものだったようだ。イング ランド プレミアリーグ第37節 アーセナル v. チェルシーでのアデバヨール は、また元のアデバヨールに戻っていた。が、アーセナルは、必要最小限の 仕事をした。チェルシーに負けないこと。チェルシーの優勝の可能性を断つ こと。 Lehmann Toure Gallas Eboue Clichy Denilson Gilberto Fabregas Diaby Baptista Adebayor 試合開始直後はチェルシーに少々押し込まれたが、20分過ぎからは、中盤を アーセナルが支配する展開に。これは、右のファブレガスと中央のデニウソ ンが位置を交換したことが功を奏した。この時間帯に点を取っておくべき だった。43分には、相変わらずシュートが決まらないバチスタが何とかPK を得、ジウベルトがチェフの裏をかいてゴール右に決め、先制したが、ブラ ルーズの一発退場は、むしろアーセナルにとって不利となった。主審のアラ ン・ワイリーは案の定、「レッドカードはやり過ぎだったかな」と思ったら しく、後半には明らかにチェルシーに優しくアーセナルに厳しいファウル判 定を行い、帳尻を合わそうとしたからである。 デニウソンが右に流れた時に良い形が生まれていたのに、後半からはまた ファブレガスが右に戻る。これが監督の指示だったとしたら、首をかしげざ るを得ない。上手く行かないので、59分、デニウソンに替えてフレブ。ファ ブレガスが中央に戻って、安定を増すだろうと思ったが、如何せんフレブが よろしくない。縦にパスを出すべき所を横に出してしまうのは、バチスタと アデバヨールがともに2列目付近で止まってしまうせいもある。 70分に同点とされてからは、しばらくバタついた。この辺りが、今シーズン のアーセナルの“若さ”である。ベンチにストライカーが1人もいないアーセ ナルは、79分、ディアビーを退げてホイトを右SBに投入。エブーエを中盤に 上げ、フレブが左に回る。90分に右ウィングを抉ったエブーエのシュートが クロスバーを叩いていなければ、この采配は当たったことになったのだが。 とはいえ、11人の時間帯からアーセナルのシャツを引っ張りまくることに よってのみディフェンスし続けたチェルシーに、勝利の資格は無い。3日後 のチェルシー対マンU戦を、単なる消化試合に格下げしたのは、アーセナル にとって必要最小限の結果であった。 というわけで、“トップ4リーグ”の結果は、こうなりました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| * * * 「来シーズンの課題は?」と尋ねられたヴェンゲル監督は、トップ4内の相 手には1敗しかしていない成績に言及しつつ、「シェフィールド・ユナイ テッドとマン・シティに勝つことだ」と答えたそうだが、思えばその、1-4 での「1敗」が無駄だった。最終節を前にして、3位のリヴァプールと勝ち 点67で並んでいるアーセナルは、得失点差2ゴール分、リヴァプールを下 回っている。それでもヴェンゲル監督にとっては、最終節 対ポーツマス ア ウェイ戦での勝利にこだわって3位を得る事よりも、しばらく試合に出てい なかったディフェンダー達にピッチを踏ませ、3rd ゴールキーパーにゴール マウスを任せ、リザーヴクラスの若者達をベンチに座らせる事の方が、来 シーズンのアーセナルにとってプラスになる、と判断したようだ。 Poom Toure Senderos Hoyte Clichy Djourou Eboue Hleb Fabregas Diaby Baptista - Substitutes - GK Vito Mannone DF Matthew Connolly DF Kieran Gibbs DF Joe O'Cearuill MF Mark Randall ジュールーが中盤の底を担い、ディアビーが右とも中ともつかない流動的な ポジショニングを行う。勝つためのフォーメイションというよりも、選手を 出場させるためのフォーメイションと言える。とはいえ、久しぶりにセン ターバック右に入ったセンデロスの守備は、ギャラスなんかよりもずっと安 定していたし、マート・ポームも良いセイヴィングを見せていた。この3rd GKは、とにかくデカい。プロフィールでは6フィート4インチとなっている が、センデロスやジュールーよりも頭半分抜けているように見える。アーセ ナルは最近、ポーランド代表GKの座を争うウーカシュ・ファビアンスキ Lukasz Fabianski (正しい表記はこちら)獲得を表明したが、ポームはどう するんだろう。もう35歳だから、放出するのだろうか。御祝儀先発だったの だろうか。 相手方にキャンベルやローレンがいたならまだ見どころもあっただろうに。 試合は、バチスタがPKまで失敗したせいで、「今シーズンを象徴するよう な」(ヴェンゲル監督)0-0のドローとなった。アンフィールドではチャー ルトンが、降格決定済みチームとは思えない善戦で、2-2のドローを記録し たというのに。とはいえ、アレックス・ソングはこの試合で、3つの決定的 ゴールチャンスをミスしていた。「ゴールが決まらない病」は、ローン出向 選手にまで伝染していたらしい。こうして、イングランド プレミアシップ 2006-2007は、昨シーズンの最終節のあの興奮と感動とは比べ物にならな い退屈さとともに、終了した。 * * * 得点力の足りなかったシーズン後には、多くの人々が口々に「ストライカー を獲れ」と言うだろうが、アーセナルにストライカーは居る。アンリーと ファン・ペルシーが怪我で長期離脱しなければ、少なくともあと15ゴールは 記録できただろうし、アンリーかファン・ペルシーが居る試合でのアデバ ヨールは、いない試合よりも多く得点しただろう。右肩が完治したウォル コットは、手術を先延ばしにしながらプレイし続けた試合よりも、より得点 に貢献できるだろう。 最大の敵は、怪我である。長期離脱選手以外にも、ロシツキー、リュングベ リ、エブーエ等のハムストリング故障が頻発し過ぎた。補強が必要なのはス トライカーではなく、フィットネス・コーチ陣。あと、強い骨を作る栄養士 達かも知れない。 keywords:ベンゲル ルーカス ウカシュ |
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| Kay'n wrote on May 16. 2007, 15:58 GMT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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イングランド プレミアリーグ第36節、アーセナル v. フルァムにおいて大き な価値があったのは、アデバヨールによる2点目である。 前半、アーセナルはいくつかのカウンターチャンスを得たが、やはりゴール 前での流れが悪い。パスが全て受け手のイメージよりも少し後ろにずれるせ いで、いちいち失速する。4分の先制シーンにしても、トゥーレからのロン グボールに対するアデバヨールのトラップが長過ぎ、ボールが後ろに流れた 時点でまず失速その1。アデバヨールが何とか拾ってフレブに出したパスは、 中央に向うフレブのイメージとは逆の、外側にずれる。これが失速その2。 フレブは仕方なく右サイド方向のアデバヨールに返し、アデバヨールはその ままペナルティボックス内右バイライン際までドリブルして、そこからクロ スを上げざるを得なかった。ファーサイドのバチスタが頭で決めたから良 かったものの、決してフレブとアデバヨールのワンツーが決まった訳では無 く、良いリズムだとはとても言えない。 以前よりは力のあるシュートが枠に飛ぶようにはなってきており、ニエミの 好セイヴに阻まれたとも言えるが、やはり決めるべきシュートが決まらずに、 最少得点のみで前半を終える。前半ほとんど何も出来なかったフルァムは、 後半になって押し戻し始める。失点するならせめて早めの時間帯でお願いし ますよ、と思っていた77分、ゴール前に放り込まれたボール対して飛び出し たレーマンがパンチングし切れず、頭上にロブを上げられて失点。 ところがその後、足首かどこかの処置のため3分程ピッチを離れていたアデ バヨールに、変化が起こった。センターサークルを越えたところからのファ ブレガスのスルーボールを、アデバヨールは中央30ヤードで受けると、ト ラップミスもせず、2列目に戻したりもせず、脇目も振らずにゴールに向っ てドリブルし、ペナルティ・アーク内から、相手が読み辛いタイミングで右 足を振り抜き、ニエミの手が届かないインスウィング気味のシュートを、 ゴール右隅に決める(写真)。タイミングといい、コースといい、この日は ベージュのカシミアセーターを着用してスタンドで見守るアンリーが憑依し たかのような、素晴らしいゴールだった。単に勝ち越し点だというだけでな く、これはアデバヨール自身にとって、値千金のゴールである。 その3分後、左サイドに回っていたフレブがペナルティエリア内でフォルツ に倒され、ペナルティを得る。ジウベルトが蹴るだろうな、左に蹴るだろう な、読まれるだろうな、でも勢いがあれば決まるだろうな、と思っていたら、 果してジウベルトが力のあるボールを左に蹴り、ニエミは読んでいたが届か ず、3点目を得て、試合を決定付けた。 |
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| アデバヨールは、ロスタイム1分にも、左のクリシーからのパスをダイレク トで、ペナルティ・アーク左付け根から、ゴール右上隅を狙った非常に惜し いシュートを放つ。アデバヨールに、ゴールの匂いが、少し戻ってきた。日 曜日には、“背番号25”が是非2ゴール以上決めて、チェルシーに再び悪夢 を見せてやって欲しい。 keywords:セスク フルハム フラム |
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| Kay'n wrote on May 4. 2007, 10:21 GMT | ||
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落としちゃ駄目だよと言っているのにさっそく落としてくれたのが、第31節 のウェスト・ハム戦である。前半終了真際の失点は、サモラのオフサイドが 見逃されたせい。それよりも、また1点も取れなかったことが、相変わらず の問題だ。アデバヨールに高さがあるのは認めるが、この試合での問題点は、 その高さを意識し過ぎ、浮き球を多用してしまった点にある。以前、アデバ ヨールとアンリーのコンビネーションについて書いたが、アデバヨールの高 さは、放り込んで何とかしてもらうという目的では無く、彼の頭経由で至近 距離にいるアタッカーに渡す狙いによって、活かされるべきだ。 中1日という酷いスケジュールで行われた第32節 ニューカッスル戦では、 浮き球は減り、2列目からグラウンダーで通そうとするパスが多く見られた。 これは良いことだが、今度はそのパスと、アデバヨールの飛び出しのタイミ ングが合わない。アデバヨールのボールタッチも堅い。チャンスに点が取れ なかったのも、相変わらずの試合だった。 第33節のボルトン戦は、ちょうど1ヶ月ぶりに勝った試合だった。前半11 分に、相手FKのロングボールからアネルカに押し込まれたボールは、ゴール を割ってよかった。なぜなら、もしギャラスが右腕ではたき落としたボール がゴールラインを割らなかったなら、アーセナルは残り80分間を10人で戦 わなければならなかったからである。主審がハワード・ウェッブでもマイク・ ディーンでもなかったので、ボルトンの体当たりは少ない。アデバヨールは 相変わらず外しまくっていたが、同じくこれまで数多くのシュートを外しま くってきたロシツキーとファブレガスが、この日は決めた。まず31分、ペナ ルティ・ボックス内右のアデバヨールからの浮き球のクロスを、ニッキー・ ハントが緩慢に胸でGKに返そうとしたところ、背後から忍び寄ったロシツ キーがかっさらって、左足でゴール右隅に押し込む。後半開始早々には、セ ンターサークル内のジウベルトのスルーパスが、ペナルティ・アーク内の ファブレガスに通る。相手1人を躱したファブレガスは、落ち着いて狙い澄 まして、右足でゴール左上隅に決める。やっとの思いで決まった、という喜 びを、両拳同時前方出しガッツポーズで表現するファブレガスにとって、こ れが今季リーグ初ゴールである(写真)。 第34節 マンチェスター・シティ戦のロシツキーによる1点目は、前節と全 く同じ形。12分、この日はトップ下で先発していたディアビーが相手陣内で ボールを奪い、右のエブーエへ。右足ダイレクトで上げたクロスを、相手16 番が余裕を持って処理しようとしたところ、背後から忍び寄ったロシツキー が、ジャンプした左足を合わせて、ゴール中央に決める。W杯とCLでの スーパーミドルショットのイメージ覚めやらぬロシツキーだが、むしろこう いうゴールをもっと積極的に狙ったほうが良いのではないか。少なくとも、 プレミアでのロシツキーの3ゴールは、全て右からのクロスに反応したもの である。41分にはレーマンのパスミスから失点するが、73分、ファブレガ スが25ヤード中央から右足アウトにかけて放ったミドルが、ゴール右上隅に 決まる。“ミドル運”が付き始めているのは、ロシツキーではなく、ファブ レガスのようだ。80分には、ペナルティ・ボックス右のフレブが、両足間で ボールを行ったり来たりさせる例の見事な足技で相手を躱して、中央に切れ 込み、待っていたバチスタへ。バチスタはこれを右足でゴール左隅に叩き込 んで、3-1とする。バチスタのゴールは8試合振り、アーセナルが3点取っ たのは12試合振りである。 得点力がようやく戻ってきたのかと思ったが、第35節のトッテナム戦では、 またアデバヨールへの浮き球ばかりが目立った。この日も決定的シュートを 3本外したアデバヨールは、4本目にしてやっと決めたが、効率が悪すぎる。 30分、相手右CKをロビー・キーンに押し込まれて失点。ゴールマウス中を 守っていたエブーエの反応も悪かった。こちらのセットプレイはどうかとい うと、52分、右CKをトゥーレがヘッドで左ポストに当てたのち、64分には、 左寄り30ヤードからのファブレガスのFKを、トゥーレが今度は右足で押し込 んだ。前述のアデバヨールのゴールは、78分、左CKを頭でゴール左上隅に決 めたもの。双方ともにセットプレイでしか点が入らないまま、2-1で逃げ切 れるはずだった残り30秒、ジーナスにミドルを決められてドローとされる。 ジーナスのマーキングを安易に外したせいでマルブランクとのワンツーを許 してしまったファブレガスには、やはり風邪の影響があったのかも知れない。 |
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| そしてアーセナル自身も、“シュートが枠に飛ばない病”から、まだ完全に 癒えた訳では無さそうである。 keywords:セスク ジェナス |
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| Kay'n wrote on April 24. 2007, 11:37 GMT | ||
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4週間に渡って、ずっと書く気が起こらなかったのは、CLをあっさり敗退 してしまってがっかりしたせいもあるが、何よりも、書くネタが無かったか らだ。 「試合を支配していたし、ポテンシャルはあるのに、シュートが決まらない」 と、毎回書いても仕方ない。「何度似たような試合を繰り返すのか」と、毎 回書いても面白くない。そりゃ、細かいことを言い出せば、PSV戦2nd leg では、相手に当たり負けしがちで味方とも噛み合っていなかったリュングベ リではなく、強靱なフィジカルとキープ力を発揮したディアビーを、左サイ ドで先発させるべきだったんじゃないのかとか、アストン・ヴィラ戦での ゴールは、やはり左サイドのディアビーがワンツーの動きで起点となり、バ チスタのシュートがGKの手に収まろうとするところ、ボールの方向まで変え てあげたものだったとか、エヴァートン戦での大詰めの失点は、「またこの セットプレイでぽこーんと失点するんじゃないかなー」というファンの不安 を、選手も共有し始めたのではないかとか、書こうと思えば書けた。が、そ んな事柄は、些細なことだ。このページは、試合の本質を述べるページであ り、このページを更新する気にならなかったのは、各試合の本質を言い表わ した次の言葉を、アーセナルに対して、出来ることなら、私は用いたく無 かったからだ --- 「決定力が無い」という言葉を。 今シーズン前半にも、アーセナルがゴール不足に苦しんだ時期はあったが、 昨今とは事情が異なる。シーズン前半のそれは、撃てそうなのに撃たないで 繋ぐ、スタイルの確立を目的としたプレイが原因となった、いわば積極的な ものだった。が、昨今のゴール不足は、偏にシュートの精度が悪いせい。撃 ちまくっているのに、入らない。入らない時こそ、きっちり崩してチェック メイトを狙うべきだが、如何せんシュートがギャンブリングで、雑である。 特に、他のストライカー達の負傷による離脱で出場チャンスを得たバチスタ とアリァディエールの責任は大きい。が、これも今まで何度も書いてきたこ とである。 * * * むしろ、4-1で負けたりしたほうが、ネタにはなるというものだ。 イングランド プレミアリーグ第30節、リヴァプール v. アーセナルの試合 後、ヴェンゲル監督もトゥーレも、リヴァプールとクラウチを褒め、「今日 は彼等のほうが優っていた」と述べた。にしても、4点取られて負けたのは、 一昨シーズンのマンU戦(しかもこの時の4失点目はバックスを3人にして 攻めまくったパワープレイの代償)以来だし、3点差で負けたのなんて、実 に 2003/2004 シーズンのCL インテル戦以来である。しかも相手は、 今季リーグ&カップ戦での3戦合計 12-4 で3勝しているリヴァプール。 頬っぺたひっぱたかれたぐらいのショックは感じて欲しいものだ。 とはいえ、例によって、両チームのパフォーマンスに、点差ほどの開きが あった訳では無い。 まず、1失点目と4失点目は、ともに自陣左からの低いクロスをカット出来 なかったギャラスに責任がある。センデロスならブロックしていただろう。 特に1失点目は、ギャラスの位置取りが中途半端なせいで、アルベロアをオ ンサイドにしてしまった。ペナントとのヒールパスの交換で抜け出したアル ベロアも上手かったが、ギャラスは遅れてずるっと上がってしまったせいで、 パスコースにも入れなかった。4失点目、ペナントをオンサイドにしてし まったのはクラウチのマンマークについていたトゥーレだが、ペナントから の低いクロスに対して、ギャラスはヒールをちょこっと出すのみで、またし ても全く反応出来ていなかった。 2失点目は、クラウチの高さに負けたのだからしょうがない。が、自陣右の アウレリオに余裕をもってクロスを上げさせてしまった原因は、その前のフ リーキックの際、何となく全員が中央に集まってしまった隙を突かれたこと にある。集中力の欠如である。3失点目は、いつも必ず一度はある、セット プレイからヘッドで決められるパターン。 アーセナルが得点して当然のシーンも、6つあった。まず16分、デニウソン からのロングボールを相手ペナルティ・ボックス内で保有したバチスタは、 詰まらないトラップミスで至近距離からのシュートチャンスを逃すべきでは 無かったし、それによって得たコーナーキックにフリーで頭を合わせたアデ バヨールは、ボールをクロスバーの上に飛ばすべきでは無かった。32分、左 ウィングのアデバヨールが、フリーの自分を見つけて、はい撃って下さいと ばかりに優しいグラウンダーのクロスをくれたのに、中央18ヤードのバチス タは、それを右足でキックミスして、右ポストのはるか彼方に蹴り出すべき では無かった。54分、右ウィングのエブーエからのボールを、アデバヨール がターンしながら巧みに扱い、中央18ヤードから左足で放った強烈なシュー トは、右ポストを叩かなくてもよかったはずだし、その僅か1分後、トゥー レからのロングフィードを、これぞポストプレイといった感じでアデバヨー ルがせっかく足元に落としてくれたボールに対して、バチスタは、無理に左 足のダイレクトヴォレーを試み、左ポストのはるか彼方に蹴り出さなくても よかったはずだ。63分、右ウィングからバチスタが入れた浮き球のクロスを、 アデバヨールがフリーで頭を合わせたシュートは、レイナが辛うじて左手で 触ったとはいえ、右ポストに当たるのでは無く、そのままサイドネットを揺 らしてもよかった。 73分、フレブがニアサイドに上げたアウトスウィングの右CKは、トゥーレが 頭でファーサイドに流し、ギャラスが膝で押し込むことが出来たのだから、 これら6つのチャンスの内、少なくとも半分はモノに出来たはずだ。リヴァ プールはクラウチの1トップ、そのクラウチも下がり気味で、主にカウン ター狙いの守備的戦術であり、アーセナルが押しまくられていた訳では無い。 相手の守備的ミスも少なく無かった。ただ、シュートをミスしなかったクラ ウチと、ミスしたバチスタ、アデバヨールとの差が、4-1という得点差と なった。 * * * アンリーもウォルコットも今シーズンはアウト決定だし、ファン・ペルシー もたぶん同じだし、もう4位以内で終えればいいや、みたいな空気が漂って いるのは、ファンの間のみならず、ドレッシングルームでも同じなのかも知 れない。個人的モティヴェイションは充分にあるはずのバチスタも含めて、 どうにもボールとゴールに対する執着心が見られない。試合後、普通に相手 と握手して健闘を讃え合ったりしてる風景にも、4-1で負けた悔しさが感じ られない。まぁ、乱闘しろとは言わないが。ファブレガスやトゥーレがいく ら否定しても、シーズンの残り8試合を戦う上での確固たる目標を、見失っ ている感は否めない。「4位以内」はもちろんのことだが、当然のことなが ら、「1位」を狙う情熱には程遠い。昨シーズンの今頃は、楽しかったのに なぁ。 そこで、だ。私が新たな目標を提示しよう。以下の表を見て欲しい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| これは、今シーズンのプレミアリーグ、「トップ4」だけの対戦成績である。 この「トップ4リーグ」においては、アーセナルは現在1位。ここ2、3年 とは異なり、今季のアーセナルは、上位強豪チームに対しては、強いのであ る。 勝ち点10のアーセナルは、もしリヴァプール戦に勝っていたら、1試合を残 して「優勝」を決めていたのである。既に6戦を終えたリヴァプールは、3 位以下が決定している。アーセナルがチェルシー戦に勝つか引き分ければ、 2位のマンUがチェルシーに勝っても、追い付けない。アーセナルがチェル シーに負けた場合、マンUがチェルシーに勝てば、勝ち点で並び、得失点差 でアーセナルを上回る。チェルシーがアーセナルとマンUに連勝した場合、 辛うじて勝ち点でアーセナルを上回る。 このテーブルで1位になったからといって、決して「アーセナルはトップ4 の中で最強」とは言わない。が、少なくともこのテーブルは、「アーセナル は強い」ことを充分に証明している。この表を見て、アーセナルは来月まで に自信と気力と決定力を取り戻し、チェルシー戦には何としても勝って、プ レミア「トップ4リーグ」の優勝を決めてもらいたい……あ、でも他の試合 も落としちゃ駄目だよ? |
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| Kay'n wrote on April 3. 2007, 11:47 GMT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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